30代以降になると、急激に皮脂量が減っていく
30代以降になると、急激に皮脂量が減っていきます。
肌が乾燥すると、紫外線などの外的な刺激に弱くなり、肌悩みを発生させる原因にもなります。
セラミドは、皮膚のもっとも外側、表皮の角質層に存在する角質細胞間脂質のこと。
角質層は角質細胞がレンガを積み上げたような構造をしており、外からの刺激を防いだり、
内側の水分を閉じ込めたりする役割をしています。
角質細胞がずれて隙間ができないように、細胞同士をくっつける役割をするのがセラミドです。
セラミドが不足すると、角質層がスカスカになり、紫外線によるダメージがおきやすく、
また、隙間からは潤いがなくなってしまいます。
30代以降、加齢により肌で生成できる量は減ってきますので、外から補ってあげる必要があります。
セラミドは脂質の一種ですが、水によく溶ける親水性の性質があります。
そのため、化粧水にも含まれていますが、成分含有量は、圧倒的に美容液やクリームの方が高く、
潤いの効果を高めるためには、セラミドが含まれる美容液やクリームで取り入れるのが賢い選択です。
セラミド1、セラミドNP、セラミドAPなど、複数のセラミドが含まれる化粧品を選びましょう。
私たちの皮膚には、細かく分類すると300種類以上のセラミドが存在すると言われていて、
それぞれのセラミドは異なる働きをします。
最近、肌にハリがない、ツヤを感じない・・・そんな風に悩む時にはセラミドが不足しているからかもしれません。
外側からスキンケアで補うことが大切です。